本圀寺 梵鐘 文禄2(1593)年、鋳造と伝えられる。
◎持田ノ眼◎ 境内奥側に位置する。 寺伝に拠ると、豊臣秀吉の姉で、 豊臣秀次の母の瑞龍院(木下とも)が、 本圀寺に寄進したものと伝えられる梵鐘。 梵鐘には、秀吉の両親、 豊臣氏一族、木下氏一族の法名が、 刻まれている。 このように金色に輝く梵鐘は京都では珍しく、 その様子は、豊臣氏一族の栄光を、 象徴しているかのようでもある。