嵐山 夢窓疎石腰掛石 夢窓疎石が腰を掛けたと伝えられる石。
◎持田ノ眼◎ 夢窓疎石が、西芳寺から天龍寺へ通う道中、 この石に腰を下ろして一休みした、と伝えられる。 それほど人の多くない往来から少し奥まったところにある。 現在では人家が立ち込めているために、 この腰掛石からの眺望は塞がれてしまっているが、 かつては、この石に腰掛けた目の前には、 素晴らしい眺めが広がっていたことであろう。