京都御所 左近衛府陣 武官の詰め所。
◎持田ノ眼◎ 紫宸殿の東に位置する。 紫宸殿で、天皇が行事を行なう際には、 ここに左近衛府の武官が詰めて、 天皇の警護に当たった。 このため「陣の座」とも呼ばれた。 平安時代の中期以後になると、 当初は左近衛府の武官の詰め所だったこの場所は、 やがて、大臣たちが集まり会議を行なう場所にもなった。