光明寺 法然上人石棺 石棺。
◎持田ノ眼◎ 御影堂の前に位置する。 法然上人を納めた石棺と伝えられる。 寺伝に拠ると、この石棺から法然上人の遺体を出して、 粟生の地で荼毘に付したとされている。 ただ、東山から西山までの相当な距離を、 この巨大で重量のある石棺を、弟子たちが担いで、 人目を忍びながら運んで来たとは考えにくく、 近くの古墳から出土したものではないかと見られている。 実際、光明寺の近辺には、 光明寺古墳と名付けられている古墳も存在している。