伏見稲荷大社 本殿(重要文化財) 流造。 檜皮葺。 明応元(1492)年、修築。
◎持田ノ眼◎ 内拝殿の東に位置する。 「稲荷造」として知られる。 鳥居から、この本殿まで、 楼門、拝殿、内拝殿が稲荷山へ向けて、 東西に、まっすぐ並ぶ。 祭神は、宇迦之御魂大神をはじめ五座で、 全国各地に存在する稲荷社の総本社として、 人々からは商売の神様として深く信心されている。 毎年、正月には、京都で一番多くの参拝者が訪れる。 正面からだと内拝殿のためにわかりにくいが、 横に回り込んで、本殿を見ると、 その大きさがよくわかる。