賀茂別雷神社(上賀茂神社) 外幣殿(御所屋)(重要文化財) 五間三間。 入母屋造。 檜皮葺。 寛永5(1628)年、造替。
◎持田ノ眼◎ 一ノ鳥居を抜けて、 二ノ鳥居前に位置している。 法皇、上皇等の行幸、 摂関の賀茂社参詣等の際に、 著到殿として利用された建物。 また、葵祭、競馬会神事に使われる。 一ノ鳥居から進むと、右手に見えて来る。 かつて、この場所で、 法皇、上皇、摂政、関白たちが、 それぞれの思いを胸にして、参詣前のひと時を 過ごしたのである。 そう思うと、時の流れは、 過去から現在へと、ずっと続くものであることを、 しみじみと感じる。