大覚寺 五大堂 五間五間。 入母屋造。 本瓦葺。 江戸時代。
◎持田ノ眼◎ 本堂に当たる建物。 境内の南東に位置しており、 建物の東側に張り出す形で作られている濡縁から、 大沢池を眺めることが出来る。 五大尊を安置していることから、 五大堂と呼ばれる。 天明年間(1781〜1789)頃の建物と伝えられる。 大正14(1925)年に、境内のこの位置に移築、 修理を経て、今の姿となった。 大沢池に面した濡縁が、テラスのようで、 また正面一間分が吹き放しになっていることから、 重厚感に満ちた建物が並ぶ境内にあって、 開放感に溢れた印象を受ける。