清水寺 馬駐(重要文化財) 五間二間。 切妻造。 本瓦葺。
◎持田ノ眼◎ 仁王門前に位置する。 「うまとどめ」と読む。 室町時代の建物で、 馬を繋ぐための施設。 五頭の馬が収容可能となっており、 厩としては、現存する日本最古の建物。 馬を繋ぐための「鐶」が、 何故か二箇所分、逆に付けられている。 このために所謂「清水寺の七不思議」のひとつに、 数えられている。 見落としやすい場所にあるが、 是非とも見ておきたい建物である。