鞍馬寺 由岐神社拝殿(重要文化財) 入母屋造。 檜皮葺。 慶長15(1610)年、再建。
◎持田ノ眼◎ 由岐神社は、鞍馬寺の鎮守社で、 大己貴命、少彦名命を祀っている。 この拝殿は、慶長15(1610)年に、豊臣秀頼が再建したもの。 山門から山道の参道を登って来ると、 目の前に、圧倒的な迫力を持って、 この割拝殿が姿を見せる。 石段を登って、この割拝殿を抜けるが、 まるで巨大な生き物に飲み込まれるか如き、 感覚に陥る。