岩倉具視旧宅 昭和7(1932)年、史跡に指定。
◎持田ノ眼◎ 実相院近くに建つ。 文久2(1862)年、一時、失脚した岩倉具視は、 同年9月から慶応3(1867)年11月までの間、 この邸宅において蟄居していた。 写真は表門寄りにある茅葺の建物で、 蟄居中に建て増ししたもの。 この建物の奥に、大工藤吉の屋敷を 購入した建物がある。 岩倉具視が蟄居していた頃、 この場所で近代日本の青写真が、 練られていた。 庭には、岩倉具視がこよなく愛した松と、 具視の遺髪塔がある。