鞍馬寺 木の根道 鞍馬山山中の道。
◎持田ノ眼◎ 本殿金堂から奥の院魔王殿へ向かう途中の道。 鞍馬山は硬い堆積岩によって構成されていると言う。 そのために木々の根が地中に潜れずに、 地表を這っていると言われる。 この景色は、「竹伐り会」の元になった大蛇伝説を、 髣髴とさせるものがある。 ただ根を踏まないように歩くのは、 なかなか難しく、つま先を引っ掛けて、 思わず吉本新喜劇の往年の大スター平参平のような ステップになってしまう。