金戒光明寺 文殊塔(重要文化財) 三間三間。 本瓦葺。 寛永10(1633)年、建立。
◎持田ノ眼◎ 境内東側の墓地がある高台の頂上に位置し、 徳川秀忠の供養のために建立された三重塔である。 内部に、日本三大文殊菩薩のひとつの 「文殊菩薩像」が安置されていることから、文殊塔と呼ばれる。 この文殊菩薩像は、脇侍仏と共に、 かつて近くにあった宝幢寺にあったものと伝えられる。 文殊塔は、三重塔であるが、 高い位置に建っているために 見上げる形となるので実際の高さよりも、 かなり高く見える。