真正極楽寺(真如堂) 本堂 七間七間。 入母屋造。 本瓦葺。 享保年間(1716〜1736)、再建。
◎持田ノ眼◎ なだらかな参道を登った場所に位置する。 金戒光明寺の墓地から真正極楽寺に向かうと、 丁度この本堂の側面後方に辿り着く。 この本堂のことを「真如堂」と呼ぶことから、 真正極楽寺のことそのものを指さして、 「真如堂」と呼ばれるのようになった。 堂内には、平安時代に造られ、日本三如来のひとつで、 重要文化財の指定を受けている「阿弥陀如来立像」が、 安置されている。 夕日を浴びて威風堂々と佇む本堂の姿は、 まさに極楽浄土の世界である。