神護寺 毘沙門堂 五間五間。 入母屋造。 銅板葺。 元和9(1623)年、復興。
◎持田ノ眼◎ 大師堂前に位置する。 その名の通り、 毘沙門天像(重要文化財)を安置している。 昭和9(1934)年に、金堂が復興されるまでの間、 この毘沙門堂の中に、薬師如来立像が安置されており、 その時には、この毘沙門堂が、金堂(本堂)と、 呼ばれていた。 公開されていないが、 毘沙門堂の内部は、外陣と内陣に分かれ、 内陣に毘沙門堂を安置する「毘沙門堂像厨子」が、 須弥檀の上に置かれている。