清水寺 三重塔(重要文化財) 三間三間。 本瓦葺。 承和14(847)年、創建。 寛永9(1632)年、再建。 昭和62(1987)年、修理。
◎持田ノ眼◎ 西門の背後に、この三重塔は建っている。 嵯峨天皇の勅願によって創建されたと伝えられる。 その後、戦乱や火災等で焼け落ち、 現在の三重塔は、徳川家光によって再建されたものである。 江戸時代初期の和様の代表的な外観を誇り、 昭和62(1987)年の修理によって、江戸時代再建当時の 色鮮やかな姿が復元された。 拝観入り口の手前にあり、 拝観料を払わなくても、この三重塔を、 見学することが出来るのが、 ありがたい。