高山寺 法皷台文庫 鉄筋コンクリート造。 昭和34(1959)年、建立。
◎持田ノ眼◎ 高山寺の閑静な境内を進むと、 まるで何かの秘密基地ような建物が、 突然、目の前に出現する。 それが法皷台文庫である。 この建物は、高山寺が所蔵している 寺宝を収納管理する収蔵庫で、収蔵されている寺宝は、 実に約1万点にも及ぶ。 その中に国宝が8点、 重要文化財が1600点以上も含まれており、 単に高山寺の寺宝の収蔵庫と言うよりも まさに日本至宝の収蔵庫とも 呼べる建物である。