萬福寺 天王殿(重要文化財) 五間三間。 入母屋造。 本瓦葺。 寛文8(1668)年、建立。
◎持田ノ眼◎ 三門をくぐると、 目の前の高台に位置している。 通常伽藍で仏殿(仏堂)に当たるものである。 高欄が設置された正面部は、 吹き放しとなっており、中国風である。 その正面の左右から廻廊が伸び、 境内の諸堂に繋がっている。 内部は土間で、 弥勒菩薩が安置されており、 その背後には韋駄天尊者があり、 殿内の四方に四天王が それぞれ安置されている。