禅林寺(永観堂) 御影堂 七間七間。 本瓦葺。 明応6(1497)年、後土御門天皇が再建。 慶長5(1600)年、再建。 記録に残されただけでも、 何度も再建された歴史を有し現在の御影堂は、 大正元(1912)年12月に再建されたものである。
◎持田ノ眼◎ 「祖師堂」とも呼ばれる。 禅林寺で一番大きな建築物で、 境内のほぼ中央に位置している。 方丈から繋がる渡り廊下を通り、 拝観出来る。 内部に法然上人像、西山上人像、善導大師像が、 安置されている。 明治から大正時代にかけて再建された建物であるが、 鎌倉時代の様式も取り入れた「半唐様」と言う 建築様式である。