南禅寺 法堂 五間四間。 入母屋造。 本瓦葺。 明治28(1895)年正月12日、法堂、焼失。 明治42(1909)年4月、再建。
◎持田ノ眼◎ 仏殿を兼ねている。 豊臣秀頼が寄進した法堂は、 明治28(1895)年に焼失してしまった。 外観は重層七間五間のようであるが、 一階部の屋根に見えるのは裳階で、 実際は単層五間四間である。 禅宗様式に則って建築されている。 内部には、本尊の釈迦如来像、 そして、文殊菩薩像・普賢菩薩像が、 安置されている。 天井には今尾景年の筆による 「雲龍図」が描かれている。