禅林寺(永観堂) 悲田の梅 方丈脇の庭にある。
◎持田ノ眼◎ 永観は、 貧しい者や、 病気で苦しむ者のために、 境内に多くの梅の木を植え、 その梅の実を収穫し薬等に用いて、 人々を救済した。 この梅は、その何代目かの子孫の木と伝えられる。 毎年、梅の花の咲く時期には、 永観の慈悲の心を表すかのように、 優しい花を咲かせている。