金戒光明寺 勢至堂 三間三間。 本瓦葺。 安貞2(1228)年、法然を荼毘に付す。 天正元(1573)年、五輪塔を建立。 延宝4(1676)年、勢至堂を建立。 法然の分骨を安置している。
◎持田ノ眼◎ 別名「法然廟」。 三門をくぐり、右手に折れて、 そのまままっすぐ文殊塔を目指して進むと、 墓地へと続く坂道の脇に佇んでいる建物が勢至堂である。 天正元(1573)年に建立された五輪塔を、 保護するような建て方となっており、 内部には勢至菩薩像が、 安置されている。 この勢至堂の前には、 「熊谷塔」「敦盛塔」と呼ばれる石塔が、 建っている。