園城寺(三井寺) 唐院灌頂堂(重要文化財) 五間五間。 入母屋造 檜皮葺。 慶長3(1598)年、復興。
◎持田ノ眼◎ 唐院四脚門をくぐると目の前に存在する。 伝法灌頂の儀式が行われる場所で、 極めて重要な施設である。 中世以後、荒廃したこともあったが、 慶長3(1598)年に復興された。 広い園城寺の境内にあって、 唐院は一際「白」が目につく地区であり、 神聖な場所であることが空気から 伝わって来る。