南禅寺 景烈祠 本瓦葺。 祠堂。 元和2(1616)年6月7日、本多正信、死去。 慶安2(1649)年6月7日、本多正貫、景烈祠を建立。
◎持田ノ眼◎ 法堂のすぐ北に位置する。 徳川家康の側近であった 本多正信の三十三回忌に、 正信の功績を称えると同時に、 本多氏を表彰するために建立されたもの。 普段は固く門が閉ざされ、 景烈祠自体を外から伺い知ることは出来ず、 そのためか景烈祠の存在すら知らない人がほとんどのようで、 この前を通り過ぎる人が多い。 景烈祠の内部には、本多氏の起こりから、 正信を中心とした一族の活躍を記した石碑が、 安置されている。 なお景烈祠を建立した正貫は、 正信の甥に当たる。