園城寺(三井寺) 三重塔(重要文化財) 三間三重塔婆。 本瓦葺。 もともとは大和国比曽寺の東塔であった。 慶長2(1597)年、豊臣秀吉、伏見城へ移築。 慶長6(1601)年、徳川家康、園城寺へ移築。
◎持田ノ眼◎ 唐院灌頂堂の隣に建っている。 創建年代ははっきりしないが、 鎌倉時代末期頃まで遡ると見られている。 境内の高台に位置する唐院の三重塔でありながら、 周囲の木立によって隠されているかのようで、 唐院に足を踏み入れると突然目に前に 姿を現す印象を受ける。