平等院 源頼政墓所 源頼政(1104〜1180)。 治承4(1180)年、 以仁王の令旨を奉じて、 「打倒平氏」の挙兵をするも、 平氏軍の素早い鎮圧を受けることとなり 5月26日、平等院の扇の芝において自刃。 この墓は最勝院内に建つ。
◎持田ノ眼◎ 平等院の境内を、 拝観コースに沿って進むと 阿弥陀堂等の建物や寺宝を見た後で、 この源頼政の墓を目にすることとなる。 「埋もれ木の 花咲くことも なかりしに 身のなる果てぞ 悲しかりける」 それほど大きな墓ではないが、 その美しい姿に頼政の姿が 重なって見える。