旗立松 天正10(1582)年6月13日、 羽柴秀吉軍と明智光秀軍の間で 天下の雌雄を決する「山崎合戦」が 繰り広げられる。 この合戦において 明智軍の予想外の強固な抵抗の前に、 士気が低下した羽柴軍の様子を見た秀吉が、 天王山中腹にあるこの松の上に 千成瓢箪の馬印を掲げて 全軍の士気を鼓舞した、 と伝えらえる。
◎持田ノ眼◎ 写真の旗立松は、 五代目を数えるものである。 この旗立松のすぐ横に、 ちょっとした展望台が設置されており、 そこからは「山崎合戦」の古戦場を 望むことが出来る。