東福寺 禅堂(重要文化財) 一重裳階付き七間四間(九間六間)。 切妻造 本瓦葺。 貞和3(1347)年、再建。 明治14(1881)年、 境内の堂宇が焼失した時には、 かろじて焼け残ったこの禅堂が 仮本堂として使われた。
◎持田ノ眼◎ 「僧堂」、「選仏場」とも呼ばれる。 境内西側に在り、 法堂址のすぐ西に位置する。 もともとは座禅をする道場であったが、 現在は使われていない。 境内ではそれほど目立たないが、 禅堂として京都市内では最古の歴史を持ち、 かつ最大規模を誇っている。