仁和寺 観音堂(重要文化財) 五間五間。 本瓦葺。 入母屋造。 最初の創建は 延長6(928)年であるが 何度も焼失を繰り返した。 現在の観音堂は、 寛永14(1637)年前後からの 復興事業の中で新築されたもの。 内部には千手観音像や、二十八部衆、 風神・雷神像が安置されている。
◎持田ノ眼◎ 灌頂堂とも呼ばれる。 鐘楼の南側に位置しており、 春になるとこの観音堂の東や南に、 御室桜が咲き誇る。 この仁和寺の観音堂は、 正面の五間全てが板扉となっているのが 大きな特徴である。