仁和寺 飛濤亭(重要文化財) 入母屋造。 茅葺。 江戸時代、 光格天皇による仁和寺への 行幸が数多くなされ、その際に、 天皇の趣向により建設された茶室。 南向きで茶席は四畳半となっている。
◎持田ノ眼◎ 庭園の高台に位置し、 宸殿から眺めると五重塔を背景にした、 飛濤亭の姿を眺めることが出来る。 光格天皇は、仁和寺門跡であった 兄・深仁法親王のもとに、 しばしば行幸したと言う。 その中で建設された飛濤亭は、 兄弟の絆の象徴のようにも見える。