知恩院 勢至堂(重要文化財) 七間七間。 単層入母屋造。 本瓦葺 享禄3(1530)年、 青蓮院の護摩堂を譲渡され、 この地に移築したものと言われる。 以後、現在の御影堂が完成するまで、 本堂として使われて来た。 勢至菩薩像が安置されている。
◎持田ノ眼◎ 「本地堂」とも呼ばれる、 知恩院の堂宇の中では、 一番古い建築物。 建物は禅宗様式が取り入れられた 室町時代の和様建築となっている。 掲げられている 「知恩教院」の額は、 後奈良天皇の御宸筆である。