大阪城(大坂城) 蛸石 大坂城内最大の城石。 寛永元(1624)年、 備前岡山藩主池田忠雄によって、 桜門桝形が造営された際に備前国から 運ばれて来たと言う。 高さ約5.5メートル、幅は約11メートル。 他の巨石と共に桜門桝形を構成している。
◎持田ノ眼◎ 桜門を入ると正面に蛸石が位置する。 この蛸石の面積は実に畳36枚分にも及ぶ。 蛸石という名は、 写真ではわかり辛いが、 石の表面に浮き上がる鉄分のしみが、 タコの姿形に見えることから、 名付けられたと言う。