妙心寺 仏殿(重要文化財) 禅宗様式。 一重裳階付き三間三間(五間五間)。 仏殿内部には釈迦如来像を安置している。 また梁に用いられた木材の履歴が 記録に残されている。 文政10(1827)年建立。
◎持田ノ眼◎ 勅使門・三門・仏殿・法堂と、 南北の直線に並ぶ諸堂の中心位置にある仏殿。 だが、あまり観光客の皆様は興味がないようで、 この前を素通りされていく方が多いようだ。 それはもったいない!! 外観は伝統的な禅宗様式を保ちながら、 内部には江戸時代の建築様式が導入される等、 見所がいっぱい詰まっているのが、 この仏殿の魅力である。 内部に安置されている釈迦如来像の脇に、 釈迦の弟子である迦葉と阿難の二人が、 安置されているのも特徴である。