教王護国寺(東寺) 蓮花門(国宝) 鎌倉様式。 三間一戸。 八脚門。 本瓦葺。 切妻造。
◎持田ノ眼◎ 建久2(1191)年前後に、 文覚上人によって再建されたと伝えられる。 創建当時の様式を踏襲して再建されたもので、 東寺の門の中でも白眉な存在のひとつである。 「蓮花門」の名の由来は、 弘法大師(空海)が最期の地・高野山へ、 この門からに向かった際に、その足跡から、 蓮の花が咲いた、という故事による。切妻造。