新撰組 不動堂村屯所跡 新撰組の屯所跡。
◎持田ノ眼◎ 不動堂村屯所跡。 この屯所の広さは10000平方メートル。 大名屋敷クラスの威容を誇った。 この地に屯所が移転する前は、 半ば恫喝を用いて西本願寺を屯所としていたが、 境内での実弾演習や拷問が日常的に行われ、 病人が転がり果ては養豚が実施されるなど もはや凄まじいこととなった。 西本願寺は不動堂村の土地を買い上げて 新撰組隊士のために豪奢な邸宅も建てた上で、 慶応3(1867)年6月、ようやくのことで移転せしめた。 当時の門主はこの上ない喜びとしたという。 慶応3(1867)年12月14日に新撰組が 伏見奉行所に引き払うまでの 半年間の屯所であった。 新撰組は京都人にとって真に迷惑な集団であった。 リーガロイヤルホテル京都入口。