祇園祭の前祭に巡行する山。
修験道に因む山。
「山伏ぬね入山」、「浄蔵山」とも呼ばれた。
【歴史】
元治元(1864)年、『禁門の変(蛤御門の変)』で胴組が焼失。
明治2(1869)年、復興。
明治24(1891)年、菊水鉾から懸装品を譲渡される。
【御神体人形】
御神体人形。聖護院の山伏装束を着た浄蔵貴所の姿をしている。
【真松】
真松。
【胴組】
胴組。
【水引】
水引は、前水引が「雲龍麒麟桐竹図」刺繍。横水引は、「養蚕機織図」綴錦。二番水引は、「花文様」刺繍。
【前掛】
前掛は、「五爪龍」刺繍。
【胴掛】
胴掛は、「花弁胡蝶文」綴錦。
【見送】
見送は、「飛龍波濤図」綴織。平成11(1999)年に復元新調。他に「雲龍波濤文」刺繍。
【装飾金具】
装飾金具。
【茅の輪くぐり】
会所では厄除けの茅の輪くぐりが出来る。
【日程】
7月13日、山建て。
7月16日、宵山。
7月17日、巡行。
京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町。